第13回(4月)健康医療市民会議定例会報告(メモ)
2009年4月27日 by KISK事務局
健康医療市民会議第13回(4月)定例会メモ
(21年4月21日(火)16-18時・千代田区丸の内国際ビル8F 日本倶楽部大会議室)
1 梶原代表から市民会議の経過報告
中間報告の資料等に基づき報告。今回次回講師の紹介。今回から「ドクターのワンポイントレッスン」開始。医療改革懇談会(三者会)では患者市民の立場で各党のマニフェストに働きかける政策提言を緊急に取りまとめ5月にメンバー国会議員と議論の予定。市民自己防衛の「すぐれもの評価委員会(中島・榊原正副委員長)」は事業の構築を推進中。「理想農法実践研究会(座長松本日本土壌協会会長)は4月会合で川下から川上の50名余参加、今後組織化を検討。「女性のための統合医療研究会(小山座長)」はフロントツアーのモデル作成中。「認知症センター」は幅広く「介護予防センター」の名称で愛知県での一号を目指す。今野さんの働きかけで北海道の伊達市で市が中心の動きが。また中島さんが台湾台南市の施設を活用する計画を検討中。「地域会議」では信濃会議が7月18日に茅野市で共同イベント開催、更科蕎麦体験を兼ねたバス旅行で多くの会員の参加を期待。本日波動医学の測定機器のデモ・自己のサプリメントの適正度の測定もできるか。と御説明
2 講演「音楽療法」湯川れい子・音楽評論家・作詞家・日本音楽療法学会理事
友人の今野由梨さんから、20年前からの友人で作詞家として素晴らしい活動。しかし健康的には恵まれず、6回入院されたが「音楽力」で見違えるように健康になられたと紹介。
エネルギー溢れる健康そのものの湯川先生が登壇、力強い講演が。21歳、輸血でC型肝炎になり、将来ガンかもといわれ大変。免疫力が落ちると肝硬変にとされ、オールを使い滝壷落下を必死で防ぐ。20年前から抗がん剤を使用、その後インターフェロンの良いものが登場し毎週利用、08年10月10日完治。女性はストレスに強い。その後、日常生活の中で免疫力に役に立つ研究と実行。本日の話で皆様3年は長生きする。音楽は地球で一番古い名医。音楽の音の字は太陽の力で立ち上がること、樂はやぐらの上で鼓を打っている状態。元気、天気、空気の気は「氣」が本来の字で、「×」は止で駄目、「米」はシュメールの象形文字で太陽を表す。音とリズムが大切。スサノオが暴れ天照大神が岩屋に隠れ、世界が暗く。音楽と踊りで、天照が顔を出し、明るくなる。諸外国でも同様の話が。音楽、深いアートにはエネルギーがある。観る、触れるだけでなく自らやることが大切。絵、歌、踊り、無我夢中の集中が健康に良い。音楽療法の多くの実例をビデオ紹介。①新生児と音楽、お母さんの声での反応②視覚不自由児と手太鼓③重度脳障害児の目での反応④高齢者が体で楽しむ効果、歌は下手でもしゃべる様に⑤アルツハイマー病の老人、りんごの歌で顔に笑いが⑥アルツハイマー患者、春高楼の花の宴で手拍子が等々音楽の効果が語られる。お腹の4-6月羊水の中できく母の声、母の栄養摂取、母の血脈これらの周波数が安らぎの波動。泣くのは母を捜す状態。コミュニケーションが大切。親や社会への信頼感、人間力はここで育つ。次いで外国の例のビデオ紹介。子供の発声とそれへのお返し、自己の存在を認識し、自分に自信、大人への信頼の醸成が。男性患者の太鼓やドラム。人間の素晴らしさは、創造する力、時間の観念、夢を見る、微笑む、全てを受容する仏の力がある等。二十日鼠での実験紹介。日常生活での実行。免疫力を高めるため夜の公園を歩く、春には梅の香を感じる。昼の散歩はくよくよ忘れて。明日を夢みて絵、書、音、踊りを無我夢中で右脳のArt力を使う。子供のときの歌を海馬が記憶。心と体の解放が大切。暇な時は手の五本の指で遊ぶ具体例。学習を会員全員で。一つは、呼吸法3-4分運動。椅子に自然体で手は膝に。へそ下の丹田を強く意識しつつ呼吸。鼻で良い元氣を入れる、口から息を長がーく吐く、この際、絵を描く・釣りをする等自分の好きなイメージを頭に持って行なう。終わると体が柔らかくなる。二つ目は、ゴスペル曲、横川さん作詞の「きずな(スピリット・オブ・ジャパン、歌詞配布)」を全員で合唱。「生れてきたこと きずなに感謝」し大地に立ち祖先の恩に想いを馳せリズムをとり元気に歌う。人間必ず死ぬが、それまでは元気に楽しく。と、溢れる確信とオーラ、全員小学生の時を思い出し素直に反応、拍手喝采が続きました。自己治癒力の花を開く音楽力すごいですね。次の書籍等の紹介がありました。
○「音楽力」(湯川れい子さんと日野原重明聖路加国際病院名誉院長との共著) 海竜社
○CD「きずな(スピリット・オブ・ジャパン)」湯川れい子作詞・ドリームミュージック社
最後に、湯川さん選曲のイントロゲームを3つ、会員の皆様若かりし頃のビートルズ(Yesterday)、プレスリー(Love me tender.)、つい最近の秋元順子(愛のままで・・)、いずれもイントロだけであっという間に・・・最初に当てた人3人に湯川さんからCD、詩集のプレゼントがありました。
3 「ドクターのワンポイントレッスン」「生活習慣病対策①高血圧」
久野則一・久野マインズタワークリニック院長
DNAは38億年前に発生。植物は光合成で太陽からO2を生む。遺伝子は近代化しており、21Cには120歳を超えて人生き楽しむ者もでる。「遺伝子の喜ぶ生き方」が大切。生物が生れ、手、情報、脳、言葉、文字が生じたが農業は先人の経験の積重ねの共有。経験を積み年をとるは価値がある。姥捨て山思想があるが、自信を持って100歳生きて楽しむべき。そのため生活習慣病への対策が大切。その一つが高血圧だが、現在は、火事のとき、消化せず、火災報知機のスイッチを切っている雰囲気。まず火を消すべき。高血圧は注意信号で、動脈硬化や血管の脆さに。薬は患者に応じ選択。収縮期血圧と拡張期血圧があり、10万キロを1分間で血液循環と、心臓の左心室や大動脈等のすごい活動を御説明。末梢血管抵抗の要因1運動不足 2高次ストレス 3食塩感受性 4高インシュリン 5無呼吸症候群 6血管収縮と目詰まり 7動脈硬化や血栓の血流阻止。原因の改善やナットウキナーゼやLR未益食品は有効。血圧治療薬は一生涯飲むのかとの質問多いが、基本は生活習慣を変えることが大切。効果出れば薬を抜くこと可能。血圧を下げて調子悪いという人いるが、血圧の下げすぎは良くない。測る状況は大切。薬は複合的に飲むのが良い場合もある。効果をフォローすること大切。社会はメタボに関心があるが、医療予防が大切。高血圧は重要な注意信号。脳、心臓、腎臓への影響や生活習慣、食事療法、薬事療法等我々が一番関心のある「高血圧」の問題の核心の簡潔な御説明に、会場から大拍手が続きます。
4会場内の後部で ㈱ポインターメディカル社の血管年齢等測定の「BodyChecker」のデモ、及び「波動医学の測定機器」のデモがあり、多くの会員がチャレンジしました。
5 講演終了後、講師の湯川れい子さん・久野則一さんを囲む会員有志による立食懇談会があり、講師や梶原代表や参加会員の楽しく有意義な情報交換・意見交換が続きました。
以上
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