市民本位の健康医療に向けて

蓼科セミナー「認知症最前線」案内

2009年6月15日 by KISK事務局  


「認知症治療最前線」

健康医療市民会議は2007年10月に発足した市民団体。「自分の健康は自分で守ろう」を合言葉にして、「患者・市民が自ら治療法、健康法を選択できる環境づくり」に取り組んでいます。翌年4月より本格的に活動を開始。毎月、会員の方々に、健康・医療に関する情報の収集と共有のため講演会を開いています。茅野の有志の方々が立ち上げた健康医療市民会議信濃と共催で、認知症治療の第一人者小川眞誠先生を初め、認知症に関する有識者4名を講師として「認知症治療最前線」をご紹介します。

梶原 拓 健康医療市民会議代表
1933年生まれ。56年京都大学法学部卒業。建設省入省、道路局次長、都市局長など歴任。85年岐阜県副知事、89年「夢おこし県政」を旗印に岐阜県知事に初当選。以来4期16年務め、2003年には全国知事会長に就任。04年に勇退後は05年日本再生研究会、07年には健康医療市民会議を設立。前立腺がんとの闘病経験もあり、知事時代より医療には注力、患者・市民主導の医療を目指しての市民運動を展開中で、がん、脳・血管障害、認知症には特に見識が深い。このセミナーでは、認知症対策の概況についてお話します。

小川 眞誠 日本心身機能活性療法指導士会理事長 日本ゲーゴル協会会長
1941年生まれ。日本大学卒業。58年日本ゲートボール促進協議会理事長等、ゲートボールの普及活動を経て、心身機能活性療法を開発し、日本ゲーゴル協会設立。その普及のため、老人福祉施設や障害者施設の訪問、健康支援に心血を注ぐ。活動範囲は、広く、台湾、中国、シンガポール等アジア各国・地域に及ぶ。07年には「認知症が目に見えて良くなる改善プログラム・衝撃の事例集」を出版。このセミナーではメインの講師として、運動療法の成果をビデオ解説を交えてお話します。

今野 由梨 ダイヤル・サービス株式会社代表取締役社長
三重県桑名市出身。津田塾大学卒業。1969年ダイヤル・サービス㈱設立。79年㈱生活科学研究所設立、93年㈶2001年日本委員会理事長就任。政府税調、金融審議会、電気通信審議会、経済産業省産業構造審議会、その他、厚労省、文部省、運輸省その他公職多数。全国ニュービジネス協議会連合会副会長、東商常議員、経済同友会幹事等。受賞歴:郵政大臣賞、世界優秀女性起業家賞受賞、07年旭日中綬章受章、マラソンゴルフのギネス記録保持者。主な著書「ベンチャーに生きる」日本経済新聞社。ここでは、上海での視察の報告を中心にお話します。

中島 健一郎 NPO予防医学推進協議会専務理事
1944年生まれ。東京大学文学部社会学科卒業後、毎日新聞社に入り、浅間山荘、金大中、連続企業爆破、ロッキード、オウム真理教事件などの他、殺人事件の捜査本部を57件担当。ワシントン特派員として、レーガン、クリントン両政権時代を取材し、米軍のグレナダ侵攻、中米紛争など戦地にも行く。警視庁キャップ、ワシントン支局長、社会部長なども歴任。事業担当常務を2006年に退任。NPO予防医学推進協議会専務理事、株式会社シナプスサポート会長として、医療問題に取り組む一方、ジャーナリスト活動も継続。ここでは、台湾での視察の結果を報告します。

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