市民本位の健康医療に向けて

第19回(10月)定例会 中間報告

2009年10月22日 by KISK事務局  


代表の中間報告
第19回(10月)定例会配布資料より

H21.10.20 梶原

1 定例会の開催<患者・市民の連帯と情報の共有>

前回9月の定例会では、がん患者の集まり「いずみの会」中山
武会長から体験的な「がん克服術」を披露していただきました。
西洋医学や保健診療によらなくても、がんを治した(直した)人
が多くいること、心の持ち方が大切だ(心身一如)ということを
強調されました。自然治癒力を信じ、自己治癒力を高めることが、
がん克服の要諦でしょうか。
今回は、横倉クリニック院長・横倉恒雄先生の「ドクターのワンポイント・レッスン=脳の健康が体を健康にする」シリーズ(4回)をスタートしていただくとともに、趣を変えて、同先生、小山悠子先生、久野則一先生および健康機器各社様のご好意で会員の健康診断の日としました。前回ご案内の通り、「重心動揺計」で認知症未病の測定もいたします。
来月11月(17・火)第20回の定例会は、本年5月定例会での西野皓三氏の講演の際、実技に触れてもらいたかったとの要望に応え、西野塾指導員の石井雅子様にお願いし西野流呼吸法の一部を伝授していただくこととしました。
12月(16・水)は会員の懇談会を開催します。毎月の定例会では時間不足のため会員相互の交流が十分できなかったと思われますので、お互いに知識・情報の交流を図っていただければ幸いです。

2 医療改革懇談会(三者会)<患者・市民本位の医療を>

民主党政権が誕生して1ヶ月が経過、ようやく政局も落ち着いていくと思われますので、本格的に医療改革の運動を進めて参ります。政府・民主党を中心に各政党に超党派で働きかけを再開します。とりあえず
1)患者・市民本位の医療改革国民会議の設立
2)医師不足の解消、とくに救急医療、産科、小児科、外科等のほか総合医、家庭医など臨床医の充実、このためのメディカルスクールの創設、コメディカルを含め医療パワーの総動員など
3)患者が利用できる予防・治療の選択肢の拡大。混合診療や統合医療の具体化
4)予防・未病対策の強化
に重点を置いて参ります。

3 患者・市民の自衛策<信頼できる健康・医療・環境「すぐれもの」を>

1)今月15日、「理想農法研究会」メンバー30名で千葉県木更津市、富津市の農場や産直市場候補地を視察してきました。市民農園候補地も素晴らしい立地でした。
2)予防法・治療法に関する「すぐれもの」情報を閲覧できる「利用者情報センター」を会員企業のご好意で地下鉄・茅場町駅近くで設ける構想を進めています。同センターでは紹介・あっせんもできるようにしたいと考えています。

以上

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