市民本位の健康医療に向けて

マニフェストのフォローアップ

2010年1月12日 by KISK事務局  


民主党新政権も落ち着きを見せたところで、10月末に、総選挙前に当会が各政党に要望し、各党がマニフェストなどで掲げていた、医療改革国民会議を初めとする医療改革について、その実現を図るため、フォローアップの要望書を総理大臣、厚生労働大臣初め政府関係者および主要政党の政策責任者に送りました。今後は直接訪問して訴える機会を設ける予定です。以下、手紙。

各位
平成21年10月27日

健康医療市民会議代表 梶原 拓
同医療改革懇談会座長 大竹美喜
構想日本代表     加藤秀樹

医療改革国民会議の創設について(要望)

去る5月28日、総選挙を控え、上記三者の名において別添1、2のとおり「抜本的医療改革断行の提言」をいたしましたところ、各党におかれましては、我々の提言の趣旨をマニフェスト(政権公約)の中に盛り込んでいただき心より感謝申し上げます。とりわけ患者・市民・国民の立場に立って医療改革を進める会議体の設置については、総選挙に先立つ東京都都議会選挙でも、民主党、自民党ともにマニフェストで「医療改革都民会議」の創設を明記され、国政選挙でも別添3のとおりマニフェストで民主党は「医療の抜本改革に関する目標と工程を定めた基本方針を策定、建議する会議体」、自民党は「社会保障制度改革国民会議」、公明党は「医療改革国民会議」として創設を公に約束していただきましたことは、今後の医療改革は患者・市民・国民の参加の下に実施されるものと理解し意を強くいたしております。
つきましては、政局多端の折ではありますが、全国各地で深刻な医療の問題が多発している状況にかんがみ、一日も早く「医療改革国民会議」(仮称)を創設し、患者、市民、国民の声を医療改革に反映していただきたく要望するものであります。
なお、我々も権利・利益を主張するだけでなく、「医療志民の会」等患者・市民の団体と連携を深め、自らの責任・義務を果たしながら、この会議が大きな成果を得られるよう努力して参ります。
以上

(要望先)

各党政策責任者

国家戦略担当大臣
行政刷新会議担当大臣
総務大臣
文部科学大臣
厚生労働大臣
消費者行政担当大臣

医療改革懇談会・国会議員
同・マスコミ関係者

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