市民本位の健康医療に向けて

第43回(10月)定例会 中間報告

2011年10月28日 by KISK事務局  


第43回健康医療市民会議定例会

中間報告

2011・10・20

代表 梶原 拓

1 情報の共有

9月20日(火)日本財団会議室にて第42回定例会の開催。渡邊昌・社団法人生命科学振興会理事長・日本綜合医学会会長より「食事と自然治癒力」について講演いただきました。米国・国立がん研究所、日本・国立がんセンター疫学部長など幅広く歴任され、豊かな学識・経験に基づく大変有益なお話で主席者は大いに参考になったと大満足でした。 今回は、会場の関係で変則に木曜日開催となりました。また、外部から講師を招かないで、メンバーによる自主研究の会を試みることとしました。初回は、「がんの予防と治療の市民学」がテーマです。 先に「市民が考える認知症対策」として<市民学「頭の健康法」のすすめ>をまとめ,発表しましたが、体の運動で脳の活性化・再生ができることが判りました。

今回は、市民学シリーズ第二弾です。がんでも充分に予防でき治療もできることが判りました。ただし、医療側に「お任せ」の姿勢ではなく患者側市民が自分で学習し、ベストの選択をする必要があります。正に「市民学」の出番なのです。

同様に、メンバー自身の学習の一環として、黒川弘会員から平成22年度講演の復習「私の選んだ一言」を発表していただきます。このように今後、会員の自主的な学習によって病気の予防や治療について最適な選択ができる能力を獲得していきたいものです。

次回、11月は15日(火)同じくここ日本財団会議室で、日本有数のペットクリニックを経営されている山村穂積先生と以前シリーズで生活習慣病対策のレッスンをして頂いた久野則一先生のお話を予定しています。

2 自衛策

(1)認知症対策 一般向けに「頭の健康法」普及のためインターネットの活用を検討しています。

(2)健康食材の確保 「理想農法研究会」とともに「千葉農産」の農地に「市民オーナー農場の理想農法農園」を企画し、去る10月1日、有志により千葉君津市大鷲地区の農場予定地を見学してきました。元・新日鉄所有の100ヘクタールの計画地の中にあり、東京駅八重洲口からバスで1時間以内。レクリエーションにも最適です。

以上

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