「21世紀市民の常識」 vol.6
2012年3月24日 by KISK事務局
21世紀市民の常識シリーズ第6弾
KISK式「21世紀型市民健康学」
2012・03・16
健康医療市民会議(KISK)
代表 梶原 拓
2012年3月22日定例会配付資料
目 次
・初めに
・第1 KISK式「21世紀型市民健康学」
・第2 「市民健康学5則」
・第3 自分流「市民健康学10か条」
・第4 「情報チップ」集
・第5 参考図書リスト
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初めに
21世紀は
市民が客体(お客)から主体(主役)へ
「画一」(制服)から「多様」(私服)へ レディメイドからオーダーメイドへ
「権威」から「衆智」へ(偉い先生の説よりも仲間の情報)
「分析」から「総合」へ(物理学による宇宙の共通原理の解明が進む)(「医学」の拡大)
「ロボット人間」から「全人的存在」へ「部品修理」から「システム稼動」へ「システム医学」
「脳」科学の発達による「人体情報システム」の解明「医療情報学」
「情報学」の発達による「医学」その他「人間科学」の総合化
「断片的」健康法の体系的位置づけ「有機的・一体的健康法」
などが進むと予測される。
主役であり、全人的存在である患者側市民の立場からは、
東洋医学の原因療法(タテ)
西洋医学の対症療法(ヨコ)
情報学を中心に関連科学(タカサ)
の三次元に
発生学的な「進化」と「環境」のギャップの観点(ジカン)
を加えて
「広角」で「四次元」の立体的・総合的・体系的な発想で「健康法」や「治療法」を構想する必要がある。
それには学問的な正確性(時代とともに変わる)よりも実用性が大切で
全体像が分る
納得しやすい
実践しやすい
「素人が分りやすい」発想が必要である。
患者側市民の体験情報が重要である。
「科学」は変わる(科学的エビデンス)
「体験」は変わらない(体験的エビデンス)
健康や医療の真の「当事者」は患者側市民である。患者として体験者となる市民が積極的に参画して、より良い健康・医療を実現していくことが必要であり、より効果的な方法や技術が増えれば病人を減らせるし、国家財政上もプラスとなる。
こうした構想は「健康医療市民倶楽部」(KISK2)で患者側市民の英知、体験、パワーによる協働(コラボレーション)により進めていく
その協働の柱として
(1)「クラウド」健康法<「心」が思考と行動を決める>
(2)「類人猿」健康法<「体」は未だ原始的>
(3)「親和力」健康法<「気」は万物に通じる>
の「三本柱」を提案する。これを開発するのがKISK式「21世紀型市民健康学」である。
第1 KISK式「21世紀型市民健康学」
1 「クラウド」健康法<「心」が思考と行動のパターンを決める> ※巻末に図①
「生きている」ということは、自分で自分を組織化「自己組織化」できることである。
人体は「脳」を中心とした各種情報システムが一体となった「人体情報システム」が「自己組織化」の営みをコントロールしている。
人体の臓器、器官、細胞はそれぞれ独自の情報システムを持ち(パソコン機能)、現場対応しながら、「脳」(スーパーコンピュータ)と連携し、思考し、行動している。
「脳」は思考や行動の一つ一つを単に司令塔のようにコントロールしているのではなく、全身の臓器、器官、細胞、それに遺伝子も加わり、脳と協働(脳は編集長)で、思考や行動のパターンを決める「回路」、「ネットワーク」あるいは「クラウド」(共用ソフト・ウエア)を構築して、状況や環境に敏速に対応していると考える。(図1)
「クラウドの構築」には、当初「意識」も働くが、それは意識下・無意識レベルに埋没して、「潜在意識」として思考や行動のパターン「鋳型」「金型」を決めていく。いったん「無意識」レベルで定着したパターンは「意識」レベルから働きかけて変えることが難しくなってしまう。自己催眠や集団催眠で「無意識」レベルからの働きかけ(洗脳)が必要となる。(「鋳型」「金型」の取替え)
状況や環境の変化に適応して、より健康で、若々しく生き延びるには、この「クラウド」を、よりよい思考や行動のパターンに「モード」を切り替えていかなければならない。「モード」を「明るい」、「前向き」、「積極的」にしないと、大本の「クラウド」が「諦め」モードでは、どのような処置をしても、病気の予防も、治療も、また再発防止もできないこことなる。
*「生活習慣病とココロ」(おのころ心平) 高血圧のココロ ものわかりがよい人間と思われたい(身の丈以上に頑張る) 糖尿病のココロ 他人にいい顔をしたい 通風のココロ 夢や理想を続けたい 脂肪肝のココロ 忙しすぎて、いろんなことをあと回しにしたい。 肝炎のココロ 死を賭してまで守らねばならぬものがあることを理解してほしい。尿管結石のココロ 進む方向を変えたい。そのためにゆっくり考える時間がほしい。胆石のココロ 水に流せないほど許せないことがある。 潰瘍性大腸炎のココロ 失敗した過去の時間を取り戻したい
人体情報システムが円滑に稼動するには、中心となる「脳」が正常に働かなければならない。それには「脳」の特性を把握しておく必要がある。「脳」は優れて「快」を求める「快走性」が強い。「自由」が好きで「強制」を嫌う。「禁止」もいや。「理」よりも「情」で動く。「笑う」ことと「涙」を流すことで活性化する。
「快脳」を保持して「人体情報システム」を円滑に稼動するためには、五感から「脳」に「快い刺激」(いい景色・イメージ、いい香り、いい音楽、美味しい食事、マッサージ・ハイタッチ)を送ること。
「脳」のストレスは、
-1太陽の光を浴びるー2リズム運動―3スキンシップで
セレトニンの分泌を促し、解消する。
「脳」は、目的、目標を持てば効率的に稼動する。目的、目標が楽しい(快)ほど効果的。「病気が治ったら海外旅行に行こう!」「今からスケジュールを考えよう」・・・
「脳」は「拘束」を嫌う。健康法も茶道や華道のように、基本を覚えたら、忘れ、「無意識下」に収納。後は「心のまま行動して矩を越えず」(孔子)。また、いちいち細かいことは覚えず、大筋をつかむこと。
脳は、全体重に占める重量の割合は2%にすぎないのに、摂取するエネルギー全体の約20%も消費してしまうほど代謝が盛んで、体を動かさなくても、脳を活発に働かせるだけで多くのエネルギーが消費される。
脳がエネルギー源として消費できるのは、栄養素の中でブドウ糖だけ。その際、ビタミ
ンB1が重要な役割。これらが足りなくなると脳の働きが悪くなる。ビタミンB1は精神的ストレスや疲労で不足がちになるので要注意。
脳の活性化とアンチエイジングの栄養素としては
亜鉛(牡蠣、レバー、鶏卵、牛乳、アーモンド、クルミ)
ビタミンB群(小麦胚芽、豚肉、牛肉、レバー、海苔、ピーナッツ、アーモンド)
レシチン(鶏卵、大豆食品)
DHA・EPA(マグロ、ハマチ、スジコ、ブリ、サバ、サンマ、サケ、イワシ、アジ、シシャモ、アンチョビー)
抗参加物質(緑黄色野菜、果物、アーモンド、ピーナッツ、ウナギ、レバー、マグロ、大豆、緑茶、紅茶、ココア、赤ワイン)
* <「クラウド不全」症候群>思考や行動のパターン「クラウド」(ソフトウエア)(鋳型・金型)が「身体のメカニズム」「集団のルール」「自然の摂理」「宇宙の原理」にマッチしないと心身の不調をきたし、やがては病気が発生し、また再発する。「想念」が病気をつくる・・・「クラウド」の取替え=「意識下・無意識レベル」で容易ではない。だから、その前に「いいクラウドづくり」の習慣づけが大切。
* <「脳の活力不足」症候群>「やる気」不足、ストレス・・・「快脳」対策
2 「類人猿」健康法<「体」は未だ原始的>
人間は、特に大脳の発達により、他の動物にない格段の進化を遂げてきたが、身体は類
人猿(ご先祖様)時代と大差はない。遺伝子レベルでも2~3%程度の差といわれる。
身体のメカニズムは類人猿時代の生活リズム、生活習慣に即したものに止まっている。(身体の「ハードウエア」)(「ソフトウエア」以前のメカニズム)
日の出とともに起き日没とともに休む。朝は排泄、昼は消化・吸収、夜は睡眠・修復の
バイオサイクル。生食、全体食、地産地消、身土不二、旬のもの。菜食、肉食は15%(歯
の構造)、塩・砂糖なし、菓子類もなし、酒・たばこなし。毎日よく歩く、食糧探しで手足
を動かす。時には木に登り、四足も使った。バランスのとれた体の動きをしていた。日光を浴びる。家族・集団で力を合わせ外敵と戦った。・・・
現在なお、このような類人猿のような生活に身体のメカニズムがマッチしているので、
「健康法」も身体メカニズムに即したものになっているのは当然である。
問題は、現代社会では類人猿並みの生活は不可能だから、現実の生活と身体メカニズムとどのように折り合いをつけるか、ということである。身体の進化の段階と現実の生1」活とのギャップから種々の「文明病」が発生する。
まず、二束歩行となり、背骨が重い脳を支えるには無理があり、これが偏った生活習慣
と相俟って背骨に歪みを生じやすい。腰痛や不整脈など変調をきたし、重い病気へと発展する。矯正体操や整体法が必要となる。
次に、生活様式の変化で運動不足となり様々な病気の要因になっている。運動不足、筋肉退化が低酸素・低体温を招き、多くの病気の原因となる。また、口、手の指、平衡運動不足などは脳の血流の欠乏で認知症など脳障害をもたらす。意図的な運動療法が必要となる。
また、食物が化学肥料の使用などでミネラルやビタミンが不足し体の変調・不調をもた
らしている。食事選びに特別の配慮が必要になっている。加齢とともにサプリメントの摂取も考えるべき。
さらに、農薬や保存料の使用、あるいは環境汚染で有毒な物質が体内に吸収されるおそ
れが増えている。これらに対する防御措置は欠かせない。食材選びや環境対策が必要であ
るが、特に抗酸化食品を摂ることが大切。
産業の高度化や都市化の進展で家庭、親族、地域のコミュニティが崩壊し、孤独にさいなまれ、あるいは人間関係の摩擦に苦しむケースが激増してきた。温かいスキンシップのある
人間関係を再構築できる新たな形の「コミュニティの復活」を図らなければならない。「グループ活動」の重要性 「血縁」「地縁」から「友縁」へ
* <「反身体メカニズム」症候群>
-1「文明病Ⅰ類」 「反ハードウエア」生体リズムの変調、血液のよごれ・・・
-2「文明病Ⅱ類」 「二足歩行」「偏った生活習慣」骨格の歪み・・・
-3「文明病Ⅲ類」 「運動不足」低酸素、低体温、血流不足・・・
-4「文明病Ⅳ類」 「環境汚染」有毒物質の吸収 防御と解毒
3「親和力」健康法<「気」は万物に通じる>※巻末に図②
人体は、家族から地域、団体、都市にいたる「人間集団」という「器」、そして「人間集団」は「自然」という「器」、「自然」は「宇宙」という「器」に盛られて、それぞれ「順応」と「調和」すなわち「親和力」で「器」と「中味」が相互に影響し合っている。「宇宙」では、すべて相互に関係し、孤立した存在は一つもない。(図2)
個々の人間は人間集団と協調することにより「集合的無意識」のパワーを受け、自然に親しむことにより「自然の摂理」の恩恵を受け、「宇宙」との一体感を感じることにより「宇宙パワー」のエネルギーを受け入れることができる。人間は自力のみで「生きている」のではなく、それぞれが「器」の中で「生かされている」というべきである。
「人間集団」との関係では、その集団が生き残るために好都合な人間が優遇される。「人
間集団」「人類」の知恵であろう。
米国サンフランシスコの小学生1500人を対象に80年間追跡調査をした結果
誠実・勤勉、広い社会的ネットワーク、身体活動、生涯現役・生涯学習といった性格が
長寿に結びついていることが立証された。
また、キンさん、ギンさん姉妹のギンさんの4人の娘さん姉妹(当時、97歳から88
歳まで)の生活信条は
-1 自分のことは自分でやる -2 内にこもらないで散歩などで外へ出る -3 笑う門には福来る -4 感謝の心(4人揃ってお寺参り)-5 魚と肉を食べる
ということでコミュニティへの協調性は高い。
また、「自然」との関係では、古くから自然豊かな地域へ「転地療養」があり、「湯治」
があり、「自然」のリズムと同調することで「自然」のパワーを受け入れてきた。自然の風、
小川のせせらぎ、その「1/fゆらぎ」で癒されることもある。聴覚だけでなく自然の美しい風景や木々、緑、花々の香り、肌を撫でて行くそよ風、美味しい自然の恵み・・・五感を総動員して自然を味あう。心身が自然と共振してエネルギーを取り込む。
さらに「宇宙」エネルギーに打たれるような衝撃的な出来事は宗教的な体験に多い。時
には、それが「奇跡」を生む。謙虚な気持ちで熱く「祈る」心が「奇跡」を呼び込むとい
う。最も古い感覚器官である皮膚、その延長で呼吸に特化した肺が宇宙と交信できる。気
功でも呼吸法を重視する。意識下の波動に皮膚が感応し、深く長い呼吸が宇宙の「気」を
取り入れる。そして「宇宙」との一体感が生じ、「宇宙」エネルギーが体内に流入する。
神社・仏閣で自分に波長が合う所、肌で感じる所が、その人のパワースポットになると
いう。通常そこには心身に効能のある水が湧き出る「神泉」があるともいう。
*<「反親和力」症候群>
-1「文明病ⅴ類」 「対人摩擦」「集団摩擦」ストレス、うつ・・・
―2「文明病Ⅵ類」 「自然エネルギー不足」 「恒常性」の破綻・・・
-3「文明病ⅶ」 「宇宙エネルギー不足」 「気」の不足、「元気」がない・・・
第2 「市民健康学5則」
1<人体は自己組織化する生命体>
人体は「恒常性」を保持し「自然治癒力」を発揮し「エントロピーの法則」(拡散・散逸)(死)を抑制している。
2<人体情報システムが共用ソフトウエア「クラウド」をつくり思考と行動をコントロール>
日頃の思考と行動の生活習慣が「クラウド」を定着させる。意識下で固定すると「取替え」は困難。したがって平素の「いい習慣づくり」が大切。
3<人体のハードウエアは未だ「類人猿」の段階>
脳を除き身体の進化は遅れている。「身体メカニズム」の限界を念頭に生活習慣を正していく。また、「文明」の進展とのギャップは積極的に補充する。
4<人間は、それを取り巻く「器」(人間集団、自然、宇宙)の枠の中で「生かされて」いる>
「器」からこぼれると、「エントロピーの法則」が働く(死)。
「器」に順応し調和することで、「人間集団」「自然」「宇宙」の各エネルギーを吸収する。
皮膚や、その発展形態の肺から受発信する未解明の情報やエネルギーがある。「気功術」など。
5<共用ソフト「クラウド」の取替えは「意識下レベル」で行う>
「意識下」への働きかけには、独自の技術・方法がある。日頃の「つぶやき」「言葉」「念仏」「マントラ」など。熱い「祈り」。人間ドラマの感動。大自然に抱かれる。宇宙との出会い。いずれも「理屈」でなく「情念」と「体験」。
第3 自分流「健康市民学10か条」
第1条 「恒常性」を念頭に、すべてに「偏り」を避け「バランス」を考える。
第2条 「明るい」「前向き」「積極的」の思考・行動パターンを心がける。
第3条 「楽しい」目標・イメージを描いて生活する。
第4条 「健康法」の基本を修得し、いったん忘れ、「脳」が快く働くように五感に訴える。
第5条 「日光」を浴び、リズムをもってウオーキングする日課とする。
第6条 脳の栄養を考えて食事を摂る。
第7条 常に「体は類人猿」と心得て、「体」の限界を超えないよう注意する。
第8条 各種の「文明病」から心身を守る。
第9条 自分を取り巻く「人間」「集団」「自然」「宇宙」との「順応」と「調和」を心がける。
第10条 自分流の「魔法の言葉」を持ち、思いつけば口に出し、「本来の自分」から「今の自分」に呼びかける。「自己変革」のエネルギーを高め蓄積し「ブレーク」を待つ。
第4 「情報チップ」集
<初めに>
「生き方のパターン」 健康長寿を実現した人たちの人生を調べると、驚くべき事実が浮かび上がった。彼らは食事に気をつけていたわけでなければ、人間ドックの愛好者だったわけでもない。サプリメントやジョギングとも無縁の人生だ。どうやら彼らの長い気の秘訣は、むしろ生き方のパターンにあるようだ。性格、キャリアの道すじ、社交生活といったことが、私たちが予想もしていなかったような形で健康長寿と密接に関係していることがわかったのである。(ハワード・S・フリードマンほか)
「新しい学問」 自分にぴったりの健康的な生き方を見つけたいなら、現代の医学では残念ながら役に立ってくれないだろう。むしろ、健康心理学、医療社会学、ライフコース疫学、遺伝学、生涯発達学といった、新しい学問の方が力になってくれる。(同上)
<「クラウド」健康法>
「精神が支配」 真理はまことに厳粛で、人間がどう勝手に理屈を脚色しても、すべての精神系統は、肉体の支配を受けているものではなく、精神=心の支配を直接に享受して、生命維持の運営作用を行っているのである。(中村天風)
「こころとからだのコミュニケーション・ネットワーク」 情報が流れているということです。これらの分子が、ある場所で放出されてからだじゅうに散らばり、そして、からだの各細胞の表面にあるレセプターをくすぐるのです。
レセプターは、衛星放送の受信アンテナに、とてもよく似ています。一つの細胞に数百万の受診アンテナがついている・・・細胞は、分裂すべきか、分裂すべきでないか、あるいはどのタンパク質をもっと作るべきか、あるいはどの遺伝子を発現させるべきか、という命令を受けます。からだのなかのあらゆるものは、これらのメッセンジャー分子によって動いていますが、そのメッセンジャー分子の多くがペプチドなのです。(ビル・モイヤーズ)
「健康は脳が決める」 理想の顔、腹、尻、腹筋、乳房、さらには心身の健康を手に入れる鍵となるのは「脳」である。さらにわれわれの体にダメージを与え、早く老化させてしまう原因となっているのは、大部分が脳機能障害なのだ。・・・
脳は体の司令室だ。体をもっと良い状態にしたければ、その出発点は例外なく「頭を良くすること」である。
「脳を変える10の原理」
原理1 脳はあらゆる行動に関わっている。
原理2 脳が正しく働いていれば体の外見や調子は良くなるが、脳に問題があれば体にも間違いなく問題が生じる。
原理3 脳は、万物の中で最も複雑な器官である。慎重に扱うこと。
原理4 非常に硬い頭蓋骨で守られてはいるが、脳はとても軟らかい。本当は「ヘディング」だってダメ。
原理5 脳のキャパシティは限られている。これが多いほど健康、少ないほど不健康。
原理6 脳を理解することは、脳を最適な常態にするのに役立つ。脳では、ある「行動」を管理する部分が決まっていて、その特定の部分に問題が起これば対応する行動にも影響する。
原理7 多くの行為が脳に害を及ぼし、理想の体になりにくくする。しかしまた、多くの行為が脳に味方し、愛着の持てる体になることと、その維持を助ける。
原理8 脳画像は、体をより良くするため、脳を美しくするための素晴らしい発見を与えてくれる。
原理9 すべての人に有効な処方箋などない。われわれは誰もが唯一無二の存在であって、誰もが自分自身のどう機能しているか、理解する必要がある。
原理10 そう、脳と体は変えられるのだ。
時間を追って働く脳の機能は、考え方・感じ方・食べ方・運動の仕方、さらにはセッ
クスの仕方にまで関わっている。脳が体に与える影響は、それらより、さらにもっと深い。
脳はまさに健康や幸福の中心にある。あなたが元気で長生きするか、衰弱した状態に苦
しむのか、あるいは恐ろしい病気で命を縮めるのか、脳はそれらすべての中心にある。(ダ
ニエル・G・エイメン)
「体は脳から治す」 疲れやすい、頭痛に悩まされる・・・各種の症状がスッキリ治らない原因は、「脳」が不健康になっているからだ。全身の「司令塔」の役割をしている脳が不健康になると、全身あちこちに悪影響に現れる。・・・
健康とは、「数値がよくなること」が目的ではない。「楽しかった・気持ちよかった・おいしかった・元気になった」などの満足度が目的のはずだ。・・・
「体の健康」に気を配ると同じように、「脳の健康」にも気をかけていれば、病気になることなく、満足感にあふれた充実した日々を送ることができる。(横倉恒雄)
「ストレスサイン」 大きな臓器はというのは、自分がダメージを受けてしまうとカラダ全体として致命的なことになってしまうので、事前にそれぞれの関連器官にストレスサインを出します。カラダの表面に現れている症状は、カラダの内側に起こっている課題を代弁していることがあるのです。
たとえば
肝臓からのストレスサイン
ホルモンバランスの乱れによる症状、疲労感
日常生活 「急ぎ足」で歩くことが多くなる
心理状態 いつも不機嫌になる、「怒り」を自覚しにくい
言語症状 カキクケコが発音しにくくなる
心臓からのストレスサイン
血液循環不良による体温調節不良
日常生活 現実的な夢をみる。何かを見るときに「凝視する」ことが多くなる
心理状態 いつも動揺する、「喜び」を自覚しにくい
言語症状 タチツテト、ナニヌネノ、ラリルレロが発音しにくくなる
そして、こうした状態が継続すると、次には各臓器からのアラーム(症状)が発せられることになります。(おのころ心平)
「100歳まで成長する脳」 脳の成長と個性が一番輝くのは中高年から、物忘れが多くなったのは、脳全体が老化しているからでなない、年齢をサバ読むことで脳がイキイキする、80,90歳になってから成長する脳がある、考えるよりも先に行動すると脳が活性化する(加藤俊徳)
「成熟脳」 「脳細胞が減るとボケる」という誤解 脳は老化するのではなく、加齢とともに成熟する 「脳活=脳の活性化」 「脳は、アクティブライフを通して、年を取れば取るほど賢くなる」 「脳活」-脳が喜ぶ行為とは
笑う おしゃべりをする 香りをかぐ 段取りよく生活する 人の気持ちを考える 体を動かす 食べる
発展途上にある脳で芽生えた、あなたの好みや適性の回路は、生涯にわたって成長し続けます。そして脳神経回路(脳のチャンネル)もどんどん増やしていきます。たとえ、ほかの脳神経回路がつかわれなくなって、その大もとの脳細胞が減っていったとしても、あなたの脳はそこで成熟していくのです。(大井静雄)
「頭をよくする新習慣」1 最低でも週1回、1時間ぐらいのエクスサイズを 2 1日1万歩を実行するには 3 趣味を極める 4 頭の回転をよくする栄養素・コリンとは(生卵、鶏肉の肝臓、燻製ベーコン、インスタントこーフィー、牛肉ひき肉・赤身など) 5 魚を食べて知能指数を高める(マグロ脂身、サバ、サンマ、ウナギ、イワシなど 6 発芽玄米、ぬか漬けなどに多いギャバ 7 食べすぎなどストップシステム 8 脳トレよりロールプレイイングゲームを 9 音楽で言語能力アップ 10 日記やブログは脳を活性化 11 恋愛をする 12 同窓会に出る 13 できるだけ美しいものに接する 14 ストレスは2週間以内に解消 15 カロリー制限 16 一人暮らしより共同生活(久保田競)
「脳ストレス」 脳ストレスをコントロールするための機能は二つあります。
一つは、ストレスを受け流す体質をつくる機能です。これは「セレトニン神経」を活性化させることで高まります。
もう一つは、溜まってしまったストレスを一気に解消する機能です。これは「涙」を流すことでスイッチが入ります。
この二つの機能が備わっているのは、最も人間らしい脳といわれる前頭前野の内側部です。この場所は、別名「共管脳」といわれ、社会性や他者への共管を育む場所でもあります。ストレスをコントロールする機能は、そうした最も人間らしい脳に備わっているのです。(有田秀穂)
「脳疲労に克つ」脳疲労を取り去り、本来誰もが持っているはずの“生きる喜び”を取り戻す。そのためには、現代人のサビつきがちな五感をイキイキと呼び覚まし、本能を活性化させることが必要です。そのために効果のある方法が「五感療法」。文字どおり五感を磨くことで、脳疲労を取り去り、生きる喜びを呼び覚まそうとする方法です。・・・
食べることは幸せ。だから、食べたらその分幸せになって当然なのです。好きなものをすきなだけ、おいしく食べなさい。それが「快食療法」。驚くなかれ、それですっきり脳疲労が解消されるのですよ。
快食療法には、これだけは守ってほしいという法則があります。それが「快の法則」。
1 「禁止の禁止の法則」-こうしなければ、こうあらねばと自分を禁止・抑制することわできるだけしない>大脳皮質の負担を減少
2 「快の法則」-自分にとって心地よいことをひとつでも始める>大脳皮質の回復
これだけです。(横倉恒雄)
「脳の休ませ方」 -1 脳は1時間に1回、整理する時間が必要ー2 疲れが抜けない人は、寝る前30分を見直すー3 2ヶ月に1回は「なける」映画を見るー4 スランプは誰にでも訪れる脳の混乱期―5 笑いが脳を休ませる(米山公啓)
「ぼけ予防10か条」-1 塩分と動物性脂肪を控えたバランスのよい食事をー2
適度の運動を行い足腰を丈夫にー3深酒とタバコは止めて規則正しい生活をー4 生活習慣病(高血圧、肥満など)の予防・早期発見・治療をー5 転倒に気をつけよう・頭の打撲はぼけを招くー6 興味と好奇心をもつようにー7 考えをまとめて表現する習慣をー8 細やかな気配りをしたよい付き合いを-9 いつも若々しくおしゃれ心を忘れずにー10 くよくよしないで明るい気分で生活を(大友)
<「類人猿」健康法>
「生体のメカニズム」 一般の人々も、お医者さん達でさえ、病気を治すのは「薬」であると思っているフシがある。しかし、「臨床医の注射と処方」(医歯薬出版)の冒頭にこう書いてある。
「「生体」のメカニズムは、その進化の過程において、驚くべき合目的性を獲得した。従って生物中の最適者である人体の構造は、自然のまま放置されるのが、最も健全であると言える。・・・健康な人に与えて健康状態や能力をそれ以上に高める物質は、形而上の存在でしかない。その意味では、外から与えられる薬物は「毒」に転化する可能性をもっている。しかし、生体が、何らかのアンバランス(病気)に陥った時、これを取り戻そうとするメカニズム(治癒傾向)を助ける物質の存在は経験的に知られ、これをもとにして薬品は進歩してきた。「薬」とは、このような目的で選ばれた物質であり、このような場合にのみ有効である・・・」
「薬」と「自然治癒力」の関係を見事に表現している名文と言える。(石原結實)
「無意識のコントロール」 無意識の微妙な調節機能に敏感であることが最も大切ということになります。無意識の世界に敏感になるといっても、意識としてなんとなく感じるという具合のものです。「体が求めている」とか「体が欲しがらない」などとも表現されます。
しかし、敏感になるためには、そういう無意識の機能を妨げるものを排除することも肝心です。たとえば、空腹のときには食べることに執念を持ちますが、食べ始めたらその執念を捨てることも大切です。もったいない、という思いで無理をしないことも大切です。・・・
健康情報に意識的にこだわり過ぎることも、無意識の調節機能を妨害します。(千葉康則)
「血液の汚れ」 血液中に老廃物が多くなったり、タンパク、脂肪、糖などの栄養物質も多くなりすぎたり、少なくなったりすることこそが東洋医学で言う「血液の汚れ」と言ってよい。・・・
人間にとっては、ストレスが生じると、血圧が上昇し、血管が縮んで血行が悪くなる。この状態が続くと、体温が下がり、血液内に老廃物もたまり、血液が汚れてくる。
地球上に30億年生き永らえてきた生命の頂点に立つ人間の体は、「血液の汚れ」に対して、種々の反応をし、血液を浄化し、健康になろう、長生きしようとする反応を備えている。嘔吐、下痢、発疹などは、体内に備わった反応=自然治癒力である。・・・
西洋医学が躍起になって「治療」している病気は、東洋医学的に見ると、血液の汚れをキレイにして、健康になろう、長生きしようとしている反応にほかならない。(石原結實)
「低酸素・低体温」 ガンは、ストレスによって低酸素・低体温の状態が日常化したとき、体の細胞がガン化して生まれるのです。・・・ガンは自分の体に悪さをする存在ではなく、生きにくい状況に適応しようとする体の知恵そのものです。低酸素・低体温の状態に適応し、最大限のエネルギーを発揮する存在といっていいかもしれません。(安保徹)
「酵素の働き」 私たち人間も、体内に酵素がなければ生きていけません。私たちの体には5000種類以上の酵素があるといわれています。呼吸をし、食べ物を消化し、排泄するなど、すべての生命活動は、体内酵素によって維持されているのです。体を工場にたとえるなら、食べ物が「原料」、体内の器官は工場内の「機械」、そしてこれらの機械を動かしている「工員」が体内酵素であるということができます。酵素をたくさん補給できる生活は、細胞内をきれいにし、免疫力を高めます。逆に酵素が足りなかったり、浪費している生活は、細胞内にゴミがたまり、免疫力を落としてしまうのです。(新谷弘美)
「サプリメント」 サプリメントだけで健康になった人はいません。あたりまえだ、と思われますか。でも、健康を求めるあまり、この”あたりまえ”抜け落ちてしまった人がずいぶん多いように感じます。・・・
からだにいいサプリメントだから、多く摂ったほうがよく効くはず この考えも大きな間違いを犯しています。不必要に多く摂取すると、毒性が現れる(=副作用)心配があります。また、体がサプリメントに慣れてしまい、ほんとうに必要なときに効かなくなってしまいます。(金沢和樹)
* サプリ必要度を五つ星で採点 満点はコーキューテンと総合ミネラル・ビタミン剤のみ。
<「親和力」健康法>
「健康長寿のタイプ」 ねばり強いこと、思慮深いこと、勤勉なこと、そして緊密な社交ネットワークを持っていることーこれらの特徴や性質が複雑にからみ合い、健康長寿につながる生き方のパターンができあがっている。・・・
目標を設定し、それに向かって努力する人、人生に深い満足感を覚えている人、仕事で大きな達成感を味わっている人―健康長寿の道を歩んでいるのはそういう人たちだ。・・・
大切なのは、意味のある社交ネットワークを持っていること、日常的に体を動かしていること、地域社会に貢献していること、仕事を楽しみ成功していること、円満な結婚生活を送っていること、そして親しい友人に恵まれていることだ。これらの特徴は、人生を豊にするだけでなく、寿命を何年も延ばしてくれる。・・・豊な交友関係を築き、社会に貢献し、充実した仕事人生を実現した人が、健康長寿の確率を上げることができるのである。(ハワード・S/・フリードマンほか)
「右脳の開発」 人間は通常の状態では左脳が刺激に対応し、右脳が対応することが少ないのです。
右脳が開発されないと、持っている能力が最小限の程度しか発揮できず、レベルの低い人生を過ごすことになります。
左脳は三j元的な機能しかない脳で、宇宙に偏在する波動エネルギーを完治することができないので、想像性、ひらめきにかけるのです。
天才達は皆口をそろえて自分達の創造性・ひらめきが自分の脳を超えたところからやってkたと告白しています。
右脳が宇宙の情報(サイ情報)に感知する脳なのです。・・・
私達は左脳の認識モードに頼りきっています。左脳の異論的言語の訓練でなく、色や形によるイメージの訓練が、右脳の認識モードを育てるために大切であることを理解しましょう。
右脳のサイレント・エリアに刺激を送り込むには、次の三つの条件があります。
1 リラックス
2 集中
3 視覚化
この三つのトレーニングを取り入れることによって、右脳への刺激が送り込めることを多くの人が知るようになりました。
リラックスのためには、瞑想・呼吸が大切です。
集中のためにはESP訓練や速腸・透視の訓練をするのがよく、視覚化のためには瞬間記憶訓練・残像訓練・マンダラ観想法などがよいのです。
「もう一人の自分」(主人公) 人間は、誰でもこのA・Bの二人の上に乗っかっているのです。
Aは、常識的に説明を要しないこの自分で、これを「日常的自我」といいます。
Bは、Aに呼びかける自分で、これを「本質(本来)的自己」(主人公)といいます。
Aは外在的存在ですぐわかりますが、Bは内在的存在で、Aの底に深く埋もれているので、外からはわかりません。
人間とは、要するにAとBの「同行二人」で歩み続ける旅人です。
この二人の話し合いが多いほど、その人柄は豊かになり、少ないほど貧しくなります。(松原泰道)
「自然の力」 わたしはもう一つのことも学んだ。それは、たとえ前途がまったく絶望的と思われる時でも、人間の心身の再生能力は決して過小評価してはならぬということだった。生命力というものは地球上でもっとも理解されていない力かも知れない。・・・人間の精神と肉体の双方に、生まれながらの完全性と再生を求めてつき進む力が備わっている。われわれがその自然の力にもっと十分の敬意を払うようになったら、枠がうんと拡がっていく可能性がある。この自然の力を大切に守り育てることこそ、人間の自由をもっとももごとに発揮する道かも知れない。(ノーマン・カズンズ)
「宇宙との一体感」 「気づき」とか「感謝」を、私は「宇宙との一体感」と呼んでいます。これが、その人間におこったときに、病気が治ったり、運がひらけたりするのだろうと思います。
私は、生涯で2回、宇宙との一体感を味わったことがあります。一度目は、「ヤギの人工心臓で長期生存の世界記録を樹立したとき」です。
二度目は、いまから十五年くらい前に、ロシア(現・ウズベキスタン)のサマルカンドで、国際レザー医学会がおこなわれたときのことです。・・・
暗闇に、満天の星が天空に輝きを取り戻した瞬間、何億という星が私の脳の中に広がりました。・・・
そのとき自分はほんとうに宇宙のなかで、大いなる意志によって生かされている、ごく小さな一つの存在だと実感したのです。・・・
人間はある極限の精神状態になったとき、免疫的な効果が一段と高まって、病気を内部から治すことができるのかもしれない、そんなふうに考えています。(渥美和彦)
「宇宙の原理」生命の有り様、宇宙の原理を沈思すれば、我々人間を含めた「存在の総体」は、驚くべき神秘に満ちている・・・この全的な創造と運用を司る大設計者、すなわち摂理の存在を感受できるのは人間だけであり、人々は遥かなる昔からその存在を知っていました。最初の宗教は、摂理の存在を知覚したところから始まったはずです。また、現代を生きる我々も、それを心の奥深いところでは感受しているのではないかと思います。
そして、摂理の意思、すなわち万物と万象の「調和」を感じるのではないでしょうか。存在するものはすべて意味が付加されており、それらはすべて関連し合っている。あらゆる存在は奇跡としか思えないほどの完全なシステムとしてある。そのシステムが不全を起こしそうになった時、すなわち調和が乱れた時に、復元ないしは排除の力が働く。これこそが摂理の意思である、と私は考えています。(矢作直樹)
第6 参考図書リスト
初めに
第1グループ<「クラウド」健康法>(「心」が思考と行動を決める)
第2グループ<「類人猿」健康法>(「体」は未だ原始的)
第3グループ<「親和力」健康法>(「気」は万物に通じる)
初めに
田上幹樹「それは患者の責任です」NHK出版
平林茂「医者の言いなりにならない「がん患者学」」講談社
田辺功「かしこい患者学」に志村書店」
ムラキ テルミ「ガンは自宅で治す」KKロングセラーズ
中村仁一「大往生したけりゃ医療とかかわるな」幻冬舎
鳥越俊太郎「がん患者」講談社
五木寛之「きょう一日」と熊書店
川渕孝一「日本の医療が危ない」ちくま新書
砂糖幹夫「高齢者医療」岩波新書
道上 「認知症ケア最前線」同上
第1グループ<「クラウド」健康法>(「心」が思考と行動を決める)
理化学研究所・脳科学研究センター「脳科学が築く21世紀」BSI
木下清一郎「心の起源」中公新書
ダニエル・デネット「心はどこにあるのか」草思社
バーバラ・B・ブラウン「スパーマインド「心」は脳を超える」紀伊国屋書店
ビル・モイヤーズ「こころと治癒力」草思社
アンドリュー・ワイル「癒す心、治す力」角川文庫
坂井建雄・久光正「脳の事典」成美堂出版
合原一幸「脳はここまで解明された」ウエッジ
後藤和宏「最新「脳」の基本としくみ」秀和システム
千葉康則「人は「無意識」の世界で何をしているのか」PHP
生田哲「脳と心をあやつる物質」講談社
池谷裕二「進化しすぎた脳」講談社
茂木健一郎「感動する脳」PHP研究所
七田眞「脳の未来学」学習研究社
ダニエル・G・エイメン「「健康」は、脳が99%決める」イーストプレス
加藤俊徳「100歳まで成長する脳の鍛え方」主婦の友社
大井静雄「成熟脳」アルク
久保田競「頭のいい人はよく歩く!」ブックマン社
山口創「子供の「脳」は肌にある」光文社
利根川進「私の脳談義」岩波新書
朝永正徳「脳は老化するか」ダイヤモンド社
横倉恒雄「脳疲労に克つ」角川新書
有田秀穂「脳からストレスを消す技術」サンマーク出版
有田秀穂「ストレスに強い脳をつくる6つの習慣」青春出版社
米山公啓「できる人の脳が冴える30の習慣」中経出版
ノーマン・カズンズ「笑いと治癒力」岩波現代文庫
生田哲「脳の健康」講談社
大友英一「ぼけになりやすい人 なりにくい人」栄光出版社
おのころ心平「病気は才能」かんき出版
大山博行「脳を守る漢方薬」光文社
安藤寿康「心はどのように遺伝するか」講談社
村上和雄「生命の暗号」サンマーク出版
宗像恒次「遺伝子を味方にする生き方」きこ書房
グレッグ・アンダーソン「ガンに打ち勝つ患者学」実業の日本社
木下圭・浅島誠「新しい発生生物学」講談社
岡田節人「からだの設計図」岩波新書
下重勝雄「からだのしくみとメカニズム」日本文芸社
藤田恒夫「腸は考える」岩波新書
奥村歩「音楽で脳はここまで再生する」人間と歴史社
西垣通「マルチメディア」岩波新書
石田晴久「コンピュータ・ネットワーク」岩波新書
古瀬幸広・広瀬克哉「インターネットが変える世界」岩波新書
梶原拓「道路情報学」ぎょうせい
同上 「都市情報学」同上
梶原拓ほか「国土情報学」同上
第2グループ<「類人猿」健康法>(「体」は未だ原始的)
日野原重明「健康を創るヒント」時事通信社
甲田光雄「現代医学の盲点をつく」西会本部
田村康二「生体リズム健康法」文春新書
安保徹「人が病気になる たった2つの原因」」講談社
石原結實「病気は自然治癒力を高めて治す」ナツメ社
新谷弘美「自然免疫力をぐんぐん高める基本ワザ」日東書院
川嶋朗「心もからだも「冷え」が万病」のもと」集英社
安保徹「疲れない体をつくる免疫力」三笠書房
上野川修一「免疫と腸内細菌」平凡社
鶴見隆史「酵素が病気にならない体をつくる」青春出版社
光岡知足「老化は腸で止められた」青春出版社
川嶋朗「がんにならない食べ方」小学館
シャルロッテ・ゲルソン「ゲルソン療法」地湧社
中山武「いずみの会式玄米菜食」花伝社
蓮村誠「毒を出す食 ためる食」PHP文庫
金沢和樹「まちがいだらけのサプリ」双葉社
笠井奈律子「甘い物は脳に悪い」幻冬舎
丸橋賢「心と体の不調は「歯」が原因だった」PHP新書
甲田光雄「奇跡が起こる半日断食」マキノ出版
ケヴィン・トルドー「病気にならない人は知っている」幻冬舎
大友英一「ぼけに なりやすい人 なりにくい人」栄光出版社
石原結實「老化は体の乾燥が原因だった」三笠書房
松原英多「万病は「背骨のユガミ」が原因だった」廣済堂
渡邊新一郎「自然治癒力 身体のゆがみを治そう」WAVE出版
井本邦昭「整体法」三樹書房
石井直方「筋肉革命」講談社
泉継彦「医師がすすめるウオーキング」集英社
第3グループ<「親和力」健康法>(「気」は万物に通じる)
ハワード・S・フリードマン レスリー・R・マーティン「長寿と性格」清流出版
今井良久「クナイプ自然療法」東京経済
池上正治「「気」で観る人体」講談社
五木寛之「気の発見」幻冬舎
佐々木茂美「「気」のつくり方・高め方」ゴマブック
高田明和「病は気からの科学」講談社
丁治紅「病気を自分で治せる「気」のパワー」三笠書房
天外伺朗「「超能力」と「気」の謎に挑む」講談社
藤平光一「健康の秘訣は気にあり」東洋経済
佐々木茂美「「気」のつくり方・高め方」ゴマブックス
佐々木一介「驚くべき気功法」講談社
楊名時「健身気功」ベースボールマガジン社
西野皓三「“気”知的身体の創造」講談社
天野仁「新世紀への波動」創土社
L・レクロン「自己改善法」創元社
川端愛義「瞑想のすすめ」日本実業出版社
河野良和「自己催眠術」河野心理
生月誠「自分を生かす自己催眠法」講談社新書
池見酉次郎「セルフコントロールの医学」NHKブックス
大嶋康「病気に感謝できますか 心と体を癒す陰陽の法則」郁朋社
アンソニー・ロビンズ「一瞬で自分を変える法」三笠書房
藤岡喜愛「イメージ その全体像を考える」NHKブックス
保坂栄之介「イメージコントロール法」産能大
高塚光「ヒーリングセミナー」東急エージェンシー
粟田昌裕「「粟田」式超呼吸法」廣済堂
渥美和彦「統合医療がよくわかる老い方上手」PHP
浅見帆帆子「あなたも宇宙につながっている」亜紀書房
矢作直樹「人は死なない」balsilico
山口創「皮膚という「脳」」東京書籍
帯津良一「自然治癒力で生き返る」角川書店
川村則行「自己治癒力を高める」講談社
岩田弘敏「五感健康法」岐阜新聞社
矢作直樹「人は死なない」basilico
高橋和巳「アーユルベーダの知恵」講談社現代新書
小高修司「中国医学のひみつ」講談社
細谷英吉「漢方の科学」講談社
猪越恭也「老いないカラダのつくりかた」だいわ文庫
松長有慶「密教」岩波新書
松原泰道「禅語百選」祥伝社
竹井博友「延命十句観音経」地産出版
中村天風財団「中村天風一日一言」PHP
渡邊五郎三郎「佐藤一斉一日一言」致知出版社
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