市民本位の健康医療に向けて

第62回(5月)定例会 中間報告

2013年5月25日 by KISK事務局  


健康医療市民会議(KISK)第62回(5月)定例会

<中間報告>

2013・05・21

健康医療市民会議代表 梶原 拓

1 情報の共有

4月16日(火)TKP市ヶ谷カンファレンスホールで定例会の開催。

恒例の中間報告の後、中村信也・東京家政大学教授より「医食同源にまつわる話・食は健康にどこまで関与するか」のテーマで講演をいただきました.医学博士で整形外科専門ですが、外交官など幅広いご経歴をお持ちで、洒脱で、しかも有意義なお話を聞かせていただきました.特に、病気は複数の要因が重なって発生するが、食事はバランスよく、くよくよせず明るく生きることが大切だと強調されました。

本日は、スポーツ医学の権威でオリンピック選手もケアされてこられた早稲田大学の金岡恒時治先生にお願いして「腰痛の予防.改善のための運動」について講演をしていただきます。年齢的に共通の悩みでもあり、興味深く拝聴できるものと期待しておりました。

次回は、6月25日ですが、社団法人健康生活推進協会専務理事の江木佐織様に、国の生活習慣病予防の指針の解説や、皆様がどの程度健康についての知識があるか、簡単な健康生活検定もしてもらう予定です。

2 自衛策

これまで折に触れ報告してきましたが、今月24日が農水省「都市農村共生・対流事業」交付金の申請期限で「農村開発企画委員会」と共同で準備を進めてきました。

農村に「健康道場」を設けて、運動療法を中心に認知症等の予防や改善をする「統合的心身活性法」を実践します。特定の企業と提携して地元の人たちと都市の市民が一緒にトレーニングをする、農業その他地域の活性化に協力する、東京直下型地震など災害時には避難や疎開の受け入れをしてもらう、というように都市と農村の共存関係を築いていきます。このため、財界とネットワークできる日本生産性本部と連携する話を進めています。

以上

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