市民本位の健康医療に向けて

認知症研究会

2009年1月28日 by KISK事務局  


認知症研究会

認知症は当会の重点疾病のひとつであり、昨年8月には、すでに心身機能活性化療法の小川眞誠氏の講演も聞いています。上海その他での実績にもかかわらず、まだ日本では認知症の治療には消極的という現実があります。当会では、小川先生の活動を支援するとともに、認知症センターの設置にも力を入れて行く予定です。まだ、具体的な設置には至りませんが、とりあえず当研究会の当会案を提示しておきます。

「認知症研究会」の設置(案)

1 「健康医療市民会議」事業の一環として、患者・市民の立場から認知症の効果的な治療法を開発するため「認知症研究会」(以下「研究会」という)を設ける。

2 「研究会」の研究は、学問的に新たな理論を構築するものでなく、「論より証拠」の観点から結果を重視する実践的な立場から幅広く事例を調査し、実践的な治療法を提案しようとするものである。

3 「研究会」は、これまでの治療の成功事例を収集し、科学的な研究成果を参考にしながら、総合的・複合的な治療法をまとめることとする。

4 基本的には、脳を多面的に刺激し、活性化することを研究の主眼とする。

5 多面的な活性法の前提として、認知症の原因を脳内のアミロイドβと仮定し、その解消を図る具体策を検討する。

6 「研究会」の委員は、次の領域の専門家によって構成する。gum13_cl030251

(1) 心身機能活性療法

(2) 音楽療法

(3) アロマセラピー

(4) 鍼・灸・マッサージ

(5) 漢方薬(抑漢散)(幹細胞増殖)

(6) 歯科

(7) 食品栄養学

(8) ウオーキング・運動

(9) 臨床「物忘れ外来」 介護

10)脳神経医学、脳生理学

11)西洋医学(アリセプト)ほか統合医療

12)「笑いの効用」その他

7 「研究会」は、総合治療法を試行・実践する病院、福祉施設等と連携し、協働する。

8 「研究会」の運営は、「研究会」の趣旨に賛同する関係機関・団体に協力を求める。

* 委員候補 別途

* 提携大学 名古屋市立大学(西野仁雄学長)、埼玉医科大学、大阪市立大学

* 連携施設 中国・上海、台湾・台南、日本・御殿場

以上

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