市民本位の健康医療に向けて

4月定例会 講演案内

2009年3月30日 by KISK事務局  


講演:「音楽療法」 (内容と主旨)
音学評論家・作詞家 湯川れい子様

音学は、人類にとってもっとも古い心身療法のひとつであり、全く副作用のない良薬だと言えるでしょう。古くはイスラエルのダビデ王や、ギリシャのアリストテレス、日本では役行者(注)など、楽器や音、声明等で病を治してきた歴史があり、これらが音楽療法の原点となっています。そこには音とリズムが、心身に働きかける力があり、脳と身体の仕組みなど、医学的にも解明されているので、音楽療法の最新情報をビデオでもご紹介したいと考えています。現在私は日本音楽療法学会の理事として、会長である日野原重明先生とともに、音楽療法士の国家資格化を目指して、積極的な関係諸団体への働きかけを行っています。ついでながら、私は、21歳の時の輸血が原因で、C型肝炎に罹患。免疫力を高める方法を様々取り入れながら、2008年10月、インターフェロンによって完治しています。(以上湯川様本人筆)
東京都目黒で生まれ、山形県米沢で育つ。

注)
役行者(えんのぎょうじゃ)(役小角)(えんのおづの、えんのおづぬ、えんのおつの、634年伝 – 706年伝)は、飛鳥時代から奈良時代の呪術者である。実在の人物だが、伝えられる人物像は後の伝説によるところが大きい。通称を役行者(えんのぎょうじゃ)と呼ばれ修験道の開祖とされている。

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